2008年10月30日木曜日

■落ち葉は木の子供

娘が日記帳に書いてきた。
「さいきん、木とお話できるようになったんだ。それでね、落ち葉は木の子どもなんだって教えてもらったの。うれしかった。ずっと木とお話したかったんだ!」

木とお話できるなんて、なんて素敵なこと。
私もひととき、木との対話でどれほど心救われたことか。
そのことを、改めて思い出した。

私はいつも、幹に耳をつけて、目を閉じて、
木の鼓動に耳を澄ましていた。
そうやって、木と対話していた。
娘はどんなふうにして、木と対話しているのだろう。
どきどきする。

いまどきの子どもらしく、娘の日記には、絵文字というか顔文字がたくさん出てくる。
そのたび「ママ、これ、わかんない」と脇に書く。
(本当に私は顔文字というものを知らない・・・汗)
そして最後に、日記へ返事を書く。

半分、交換日記のようになっているけれども、それでいい。
まだ二日。始まったばかり。
これからどんな言葉が、声が、このノートから聞こえてくることになるのだろう。
私はそれが、楽しみで仕方がない。

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